2010-01-01から1年間の記事一覧

Carr’s MELTS CHEESE

英国王室御用達のCarr's(カーズ)が発売している全粒粉クラッカーだそうだ。 今年20歳になった孫娘と成人祝いに女二人でイギリス旅行をした。約2週間をかけて、かの国の見所を贅沢に周る内容で、 どこを見ても絵になる風景の連続に満足して帰国。いつも土産…

『金持ち父さん貧乏父さん』

読むには読んだが、日本では合わない投資法だと思ったし、 何よりフィクションの匂いがした。 後にこの本の中身はほぼ作り話だということも伝わってきた。 しかし、だからと言って価値のない本とも言えない。 随所に端的かつ正確な表現があり、若い人にはテ…

受容と理解・2

>>続きから奥さまもおっとりとした方で、話せば「そうなのよ。今度はこういうことを始めてね。 ○○はお勧めよ〜。」と、夫の動向に不安などなく、むしろ賛同しているようだった。 『…先週、とうとう不渡りを出したとかで。住宅ローンの返済もできず任意売却を…

受容と理解・1

もう数か月前のこと。 帰宅した時、あっちゃんがバツの悪そうな顔をしたように見えた。 特に話もなかったので、気に留めてはいなかったが、だいぶ経って 『あのう、松江さんですが、もうお母さんの耳に入れても いいってご本人から話もあったので…。』と切り…

己を知る・下

見た目や肩書に惑わされやすい人は、更に要注意だ。 聞かれてもいないことや、言わなくていいことも話してしまい、相手がつけ入る口実をわざわざ与えてしまう。相手はプロだ。投資ではなく、営業としての。おしゃべりな人や天真爛漫な人に金持ちがいないよう…

己を知る・中

>>続き童話であかずきんは自身も窮地に陥っただけではなく、 悪いオオカミにおばあさんのことを話し、彼女にも害を与えてしまった。 投資初心者の怖さは、巻き添えを造ることにもある。ちょっと手を出してうまくいった、それが嬉しくて周りに吹聴してしまう…

己を知る・上

投資で最も苦痛なことは、『己の無知と愚かさを知る』ということだろう。 若いならば、認めやすく、失敗をしても復活のチャンスはある。 しかし、中年以降でかつ投資初心者は要注意ではなかろうか。 たとえば、50歳になり、世間的には安定し、社会の経験値も…

口は災いのもと

世の中、言っていいことといけないことがあるのは誰でも分かっているはず。 同時にそれを言っちゃあ、おしまいでしょ、ということも。 先般の柳田法相は典型的な例だ。 よりによって、地元・広島市で開いてくれた、『法相就任を祝う会』で 大失言をし、失脚…

チャイナパワー

久しぶりに上野周辺を歩いた。 秋葉原などは10年前とは隔世の感だった。目立ったのはやはり、中国人の姿と『音』。 彼らも以前のイメージとは打って変わって、身奇麗だ。しかし、素行がすこぶる悪いし、黙って歩いていたとしても やはり分かる。服装も日本人…

鈍川温泉

愛媛で温泉といえば、道後温泉とくるだろう。しかし、この辺りには無名の名湯が数多くある。 おすすめは鈍川温泉。 「伊予三湯」に道後温泉・本谷温泉と一緒に数えられる名湯だ。道後温泉を越えて国道317号線から県道に入る。 道後温泉から約40分ほどで、鈍…

お札の交換

銀行の窓口に行くと、隣のカウンターで 「これ、交換してくれない?」と見事な塊となったお札を持ってきていた。 あんな状態でも交換できるのか?窓口の人が苦笑いしながら教えてくれた。 「うちで交換するのではないんですよ。まず預かって、 日銀(日本銀行…

訪問営業・後編

主人はそれには答えず、「おたくたち、毎晩毎晩、何か用ですか?」 『皆、不動産業者です。』 鳩が豆鉄砲を食らった。全員不動産業者だ、と。 消費者金融の人だと思っていたので言葉が継げない。 「ここ競売になったじゃない。任意売却って手段があるのよ。…

訪問営業・前編

町内会の人がやって来た。 今年は役員当番なので、ご近所のもろもろが耳に入る。 3丁目の亀井(仮名)さんがお困りとのことで居間に通した。 なんでも最近、お隣が夜まで騒がしいので困っているとか。 突然、人の出入りが激しくなり、大声が響くのだとか。 …

マザーズオークション

株式会社アイディーユーさまが運営するマザーズオークション。 実に参加不動産会社1000社以上の国内最大級の不動産オークション。 と聞いていた。 以前、1万円スタートの不動産オークションなどもしていたと思う。 このサイトでは不動産に売却希望価格を決…

究極の節約2 熟年離婚

(前回から続く)20年、金銭的なやりとりすらない「夫婦」の妻を演じてきた彼女は、 華道と書道、着付けの師範として生活を立て、息子二人を育てあげた。 この小さな町では彼女の事情は周知の事実だ。 夫と愛人は近くで巣を構え、家も建て、事実婚状態で店も…

究極の節約

破産と一口に言ってもいろいろあるらしい。 お煎茶仲間の連れ合い…とは言っても20年ほど別居している「夫婦」だが、 『夫がとうとう破産したのよ、さんざん迷惑掛けられた挙句、私の生活状況や 資産を弁護士に申告しに言ったわ。』とランチで愚痴(こぼ)し…

投資のタイプ2

2.資産配分先行型 投資対象の資産と配分を決定し、その国や地域の経済成長から想定される平均的なリターンを得ればよしとする考え方です。 この場合、各国の株価指数に連動するような金融商品(トラッカーeワラントなど)を用いることが多いと思われます。(…

投資のタイプ1

とあるファンドマネージャーの講演会に参加。 その後の質疑応答で「長期投資って何年以上ですか?」 というのが飛び出した。会場の視線が講師に集まる。 皆、同様に聞きたいのだろう。固唾をのんで聞く。 「…7年、ですね。統計的に7年スパンでの投資なら エ…

占い、売らない

手相に詳しい人という人に出会う。 ナントカ占いに凝っている人にはもっと出会う。 占いに凝っていなくても、血液型占いは挨拶のようだ。 個人的には占いの、「押し売り」が嫌いだ。 若い頃から何かと言えば、「(血液型)何型?」と聞かれてきた。言えば、「…

不肖のかわいい息子2

『冗談じゃないわよ。ご主人呼び出しなさい。もう退職されてるんでしょ。』 すると、彼女は泣きはじめた。 「この旅行のことだって、あなたと二人で、って言っているし、 息子は神戸に居るはずなのに、なぜ親子して京都に居るんだ、って責められるわ。」 『・…

不肖のかわいい息子1

私はひょんな頼まれごとが多い。 それもたいてい、遠出の依頼である。 旅行好きなのは周知のことなので、苦にならないと思うのか。 今回は、車で京都まで連れて行ってもらえないか、と。 この友人は足が少し悪い。静脈瘤がひどく、更年期以降は 正座ができず…

家族双六 2

何をしても感謝もなければ、ねぎらいの言葉もない姑。部屋に入ればこっちを向くことも少なく、背中を向けたままで、 私が顔のほうに回り込まなければ、目も合わさなかった。 家族の一員、では最後までなかったのだろう。 息子の嫁、であり、孫の母親。でも義…

家族双六1

愛読紙は読売、というわけではないが…。仰天する相談内容に驚きつつも、時折、すばらしい回答や文に会えるので、楽しみにしている。2010/8/20付けの記事は、相談内容こそ現代っ子らしいものだな、と思ったが、回答の末文が秀逸だ。「人生は困難に満ちていて…

成功のノウハウ

投資の基本が「安く買って高く売ること(または逆)」。 これを言うのは簡単なことだし、分かりやすい理屈だ。 しかし、行うは実に難い。これに忠実に、かつ合理的な投資を行うと、とてもストレスの大きいことになるはず。 このシンプルな投資を行動として表…

第2の人生

知人に大学へ通い始めた人がいる。 短大の同級生だ。結婚後、長らく大阪に住んでいた。 娘3人もそれぞれ安定した道を歩み、夫とも死別。大阪の家を引き払い、以前から住んでみたかった神戸市内の マンションで一人住まい。 「女子大生なの。」と嬉々とした声…

預金は守れるか?

分別管理http://www.asahi.com/business/update/0910/TKY201009100196.html 他人ごとではない。 幸い…近くに支店もないので全く関係はないが、財産の管理ということを 考えると、特に老人は少しでも高い金利の定期に預けたがるものだ。自分の資産を守るため…

地方人の性質

「地方の人はたいてい、穏やかな気がする。」と 今は地方住まいのあっちゃんが言う。 根っからの地方住まいには、ピンとこないが。 先週は福岡へ行ってきて、おいしい明太子を土産にくれた。 早速、ごはんはもちろん、パスタに和え物に堪能した。 さて、かの…

オプション取引2

(続き)賢明な方にくどい説明で恐縮だが、自分の頭の整理のために書けば、 学生は再試験をしてもらい、より高い得点に成績を変えてもらう権利を 4点(を予め払うこと)で得た。この取引はもし、前回より低い得点 (例えば50点)に終わったとしても、結果は66点…

オプション取引とは1

やっと、投資の話題になります。 『分からないものには手を出さない。』ことにしているので、 以下の取引に挑戦したことはないのですが、どんなことでも 理解することは何でも大事だと思っています。 さて、私がもっとも理解に時間のかかったオプション取引…

住宅フェア2 イメージでは買えない

呼ばれもしないのに、事務所へも入った。 そこでは、「資金計画相談会」とかこの分譲計画の説明、 周辺地域のジオラマまであった。 気になったのは、ここが以前 工場地帯であったことだ。 土壌汚染とかではない。これまでは住宅地になるという前提では なか…