電飾事情
どこもかしこも節電列島なのかと思っていた。
駅に着けば、昼間の改札はほとんどの照明が消え、夜のホームより薄暗いかもしれない。
震災に遭った人を考えればエコも節電も倹約、少々の不便さは積極的に受け入れるべきであろう。
そんな中、この風景に出くわしちょっと度肝を抜かれた。
例年であればさほどのこともなく「きれい」で済むものではある。
このタイミングで年も改まったこの時期のこのイルミネーション、に驚いたに過ぎない。
そういえば、近所の電飾愛好家の家は新年を迎えるとご丁寧にも『賀正』ライトに付け替える。屋根には太陽光発電を備え「自給自足で電気をまかなっている」のがご自慢だ。
「こちらは楽しませてもらっているだけで悪いわねー」と返すが、電飾一家との評判を一度与えられると止めるタイミングも難しいものかもしれない。